「じねんのいのち」 by FINCH ARTS

CADAN 有楽町は、京都の浄土寺を拠点とする FINCH ARTS による「じねんのいのち」展を開催いたします。あるがままの”じねん”な生命の状態をテーマに、関⻄の若手注目作家を中心とした 7 名の作家のグループ展となります。会期中にはアーティストトークをインスタライブ配信いたします。合わせてどうぞご高覧ください。

「じねんのいのち」by FINCH ARTS
2021年1月15日(金)−1月31日 (日)
淺井裕介、岡本秀、黒宮菜菜、品川亮、谷川美音、松平莉奈、矢野洋輔

協力:ANOMALY

営業時間:火−金 11時−19時 / 土、日、祝 −17時
定休日:月(祝日の場合は翌平日)
ACCESS

「人新世」という地質学的な言葉が表すように、人類のここ200年の活動は地球の生態系全体に影響を与えている。この影響はあまりにも大きく、次の100年の地球環境の予測が不可能なほどで、現代の喫緊の課題として自然との永続的な共生関係への努力が認識されている。

「人間」と対になる「自然」という概念は19世紀末に”nature”の訳語として日本に輸入された。それに対し日本には「自然」を表す言葉として仏教思想由来の”じねん”という概念がある。”じねん”とは「おのずからそうであること。あるがままの状態」を意味し、そこには人間と自然の2項対立ではなく、すべての生命を等しく状態としてみる思想がある。「モノ」としての生命ではなく、ある循環する流れの中の一つの状態のような「コト」として。本展では、現代の芸術作品の中に宿る、形を変え存在するあるがままの “じねん”ないのちの状態を鑑賞する。それは花であり木であり人間でも動物でもあり、あるいは抽象的な線としても表象されるだろう。大きなガラス窓に囲まれたギャラリー空間に差す移ろう光とともに作品がそこにある。彼ら/私たちが美術の中に培ってきた美の感性が何かの役にたてば幸いではないだろうか。

■ART TALK supported by CVJ

*緊急事態宣言に伴い、アーティスト・トークはinstaライブ配信(@cadan_insta)に変更させていただきます。*1/13 出演者が決定しました。

アーティスト・トーク(1)
1月15日(金)18:30-
18:35-18:50 淺井裕介
18:50-19:05 岡本秀
19:05-19:20 黒宮菜菜
司会:櫻岡聡 (FINCH ARTS 代表)

アーティスト・トーク(2)
1月22日(金)18:30-
18:35-18:50 品川亮
18:50-19:05 谷川美音
19:05-19:20 松平莉奈
司会:櫻岡聡 (FINCH ARTS 代表)

Supported by Culture Vision Japan

FINCH ARTS
FINCH ARTS は 2016 年京都・先斗町に開廊。2019 年より京都・浄土寺の Art Complex「浄土複合」に移転。ギャラリーでの個展や各所での企画展を行い関⻄の同世代のアー ティストを積極的に紹介する。取扱作家は、黑宮菜菜、⻄太志、飯田美穂、水谷昌人、谷本真 理、谷川美音、矢野洋輔、NAZE、前谷開、岡本秀など。代表:櫻岡聡。

淺井裕介《新しい眼を手に入れる》2019, H30.0 x W19.7 cm, 木板に鹿の血 Curtesy of ANOMALY
岡本秀《垂直プリント E-1〈墓起こし〉》2020, H50.5 x W147.0 x D50.5 cm, 木、岩絵具、水干、ベンガラ、油
黒宮菜菜《橋の上#2》2020, H145.5 x W112.0 cm, キャンバス、油絵具、アクリル絵具、蜜蝋
品川亮《牡丹図》2020, H50.0 x W37.5 x D4.0 cm, 和紙に岩絵具、墨、アクリル、膠、金箔、パネル
谷川美音《輪郭の表面_01》2020, H 96.0 x W89.0 x D9.5 cm, 漆、FRP
松平莉奈《虚栄、嫉妬、怠惰》2020, H72.7 x W53.0 cm, 紙本着色
矢野洋輔《炎と実》2020, H21.0 x W32.0 x D27.0 cm, クスノキ、各種木、漆