高見澤ゆう「August 27 – September 15, 2024」by 4649

Top image: Yuu Takamizawa, 2022,  Photo: Fuyumi Murata

会期:2024年8月27日(火) – 9月15日(日)
営業時間:火−金 11時−19時 / 土、日、祝 −17時
定休日:月(祝日の場合は翌平日)
会場:CADAN有楽町 Space S
住所:東京都千代田区丸の内3-1-1国際ビル1階(MAP

4649はCADAN有楽町スペースSにて高見澤ゆうによる展覧会を行います。

高見澤はこれまで美術にまつわる既存のインフラや慣習を作品の題材として扱ってきました。そこにはギャラリーという習慣的かつ商業的なプロジェクトへ作家自身が取り組んだ実験からの結果と、美術市場を制作者とそうでない人間の双方の視点から観察が反映されてきたと言えます。本展では特にギャラリーや展示空間という前提への問いかけとなるような、2021年の4649での個展にて展示されたシリーズを再制作したビデオを中心にいくつかの新作をご紹介いたします。

高見澤ゆう
1990年生まれ、東京都出身。不可視の状態にある芸術をとりまく下部構造を絵画における支持体のように解釈することで、それらを一時的に可視化する仕組みを帯びたオブジェやインスタレーションを展示する。その成果物はアートワールドという支持体の不安定さと複雑さについての議論を促すものである。

主な展覧会に”Artificial Paradise” (XYZcollective, 2024)、imlaborでの個展 (2021), 4649での個展 (2021), ”Presque Partout” (FRACロレーヌ, メッス, 2024)、”In The Shadows of Tall Necessities” (ボン・クンストフェライン, ボン, 2022), ”copies” (King’s Leap, NY, 2022)、”Ann’s Research” (Maxwell Graham, NY, 2022)等。東京のアーティストランスペースである4649の共同ディレクターの一人でもある。