2025年10月31日「CADAN大手町」オープンのお知らせ

この度、一般社団法人日本現代美術商協会(CADAN)は、一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパンおよび三菱地所株式会社のご協力をいただき、TOKYO TORCH 銭瓶町ビルディング1階の「ぜにがめプレイス」(*1)にて「CADAN大手町」としてスペース運営を再始動する運びとなりました。

CADANは現在、若手から老舗まで、国内51軒のコンテンポラリーアートギャラリーが加盟する非営利の業界団体で、2015年7月、広く現代美術の普及を目指し発足いたしました。以来、10年に渡り、講演会や展覧会といったパブリックイベントの実施、会員向けの勉強会などを行ってきました。新スペース「CADAN大手町」では、「CADAN有楽町」(2020-23, 2024-25)同様に、CADANメンバーギャラリーが2〜3週間ごとに交代で展覧会を企画していく予定です。

新スペースでの記念すべき第一回目の展覧会は、「Transcending Borders 越境」と題し、関西を拠点にする4軒のギャラリー[Yoshiaki Inoue Gallery(大阪)、The Third Gallery Aya(大阪)、MORI YU GALLERY(京都)、FINCH ARTS(京都)]がそれぞれの視点から「越境」をテーマに選んだ8人のアーティストの作品を紹介します。

CADAN代表理事 山本裕子(ANOMALY代表)のコメント
CADANが運営するギャラリースペース「CADAN有楽町」を経て、この10月末日、新たに「CADAN大手町」がオープンします。これからCADANメンバーギャラリーが2-3週間に一度のペースで展覧会を開催し、ときにはトークイベントやギャザリングなど多彩な企画を展開していく予定です。どんな出会いや試みが生まれるのか、どうぞご期待ください。きっと新しい発見があるはずです。
本プロジェクトの実現にあたり、ご協力を賜りました一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパン(CVJ)、三菱地所株式会社、また常日頃CADANを支えていただいている皆様に、心より御礼申し上げます。

引き続きCADANへのご支援・ご協力の程宜しくお願い致します。

CADAN大手町
〒100-0004 東京都千代田区大手町2丁目6-3 銭瓶町ビルディング1階
営業時間:火〜土 12-19時 展覧会最終日-17時
定休日:日・月・祝
MAP: https://maps.app.goo.gl/vT4ieNL5YTjqxXj56

CADAN大手町プレスリリース

*1 ぜにがめプレイス
東京都下水道局が銭瓶町ビルディング1階に整備した情報発信拠点(2022年8月2日開設)。東京都下水道局が所有し、大手町、丸の内などの汚水を水再生センターに送水する重要なインフラである銭瓶町ポンプ所が設置されている。大丸有エリアマネジメント協会と連携して下水道の広報やエリア活性化を推進する取り組みを実施している。