田内万里夫個展「MARIO」by Gallery Yamaki Fine Art

(Top image) photo: Daisaku OOZU

田内万里夫個展「MARIO」
2022年8月9日(火)- 8月28日(日)
会場:CADAN有楽町
営業時間:火-金 11:00-19:00 / 土・日 11:00-17:00 定休日:月曜日
企画:ギャラリーヤマキファインアート

●アーティストトーク
8月9日(火) 18:00-18:30
参加無料、予約優先(15名)
*Peatixからご予約ください。
https://cadanarttalkgalleryyamakifineart.peatix.com/
*CADANのインスタアカウント(@cadan_insta)からもライブ配信します。

●オープニング
8月9日(火)18:30-20:00

●音楽 LIVE
8月11日、13日、14日、21日、28日(詳細は下段に↓↓)

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このたびCADAN有楽町では、神戸を拠点とするギャラリーヤマキファインアートによる田内万里夫個展「MARIO」を開催いたします。

田内万里夫は、1973 年埼玉県生まれ、1998 年にテンプル大学教養学部英文学科卒業しました。現在は東京を拠点に活動、自らの身体から出てくる形を“曼陀羅”として制作し続けています。幼少期よりフランス、オーストラリア、アメリカ等で過ごし、トライバルアート、サイケデリックアート、ストリートアートに触れ、2001年より現在のイメージを得て、絵を描き始めました。以降、東京、ニューヨーク、ロンドン、アムステルダム、フランクフルト、香港など、国内外で活動を展開しています。また、作品としての発表をおこないながら、音楽家や詩人、パフォーマーとのライブ・パフォーマンス、店舗等の壁画制作、書籍の装画など幅広く活動をする注目の作家です。

曼陀羅という東洋の精神性をともなう伝統芸術と、抽象表現主義など、西洋の近現代美術の両者を融合させ、新たな視覚言語を生み出す田内の作品は、ストリートアートのエッセンスも取り入れながら、異なる伝統、文化、民族、宗教の境界を超えて共鳴するイメージを描き出します。田内にとって描くことは、線を引く行為であり、何が重要で何が不要か、社会について考える時間だと言います。作品の根底に流れる東洋的宇宙観は、現代を生きるわたしたちに、改めてこの社会を見つめ直すようにと静かに語りかけるかのようです。

本展では、会期中にギャラリーの窓に描くライブ・パフォーマンスを予定しています。その日の心境や天気、様々な背景を持つ人々との交流など、内外界にある共存と対立、調和と拮抗の全てを飲み込みながら増殖し、一つの形に留まらず変容していく田内のパフォーマンスは必見です。この機会に是非ご高覧下さい。

 

【略歴】
1973年 埼玉県で生まれる
1998年 テンプル大学教養学部英文学科卒業
現在、東京在住

【近年の主な個展】
2022年 MARIO – CADAN有楽町 (東京)
2019年 Mario Mandala – HACO NYC (ニューヨーク)
2018年 Mario Mandala展 – Tobin Ohashi Gallery (東京)
2010年 Mario Mandala展 – ギャラリーヤマキファインアート (神戸)
2007年 Psyche-Ga-Delic – Magic,Room?? (東京)

【近年の主なグループ展】
2022年 Revolú Gallery (ニューヨーク)
2021年 In the meanwhile… – HACO GALLERY(ニューヨーク)
2020年 JR EAST meets ART @ Takanawa Gateway Fest (東京)
2019年 コレクション展 – ギャラリーヤマキファインアート (神戸)
2009年 メークリヒカイトII – ラディウム/レントゲンヴェルケAG (東京)

【コミッションワーク/パフォーマンス】
2018年 モーラム酒店/壁画(東京)
2016年 DADA100 – Mameromantic (東京)
2014年 ショーウィンドウ作成/ライブパフォーマンス
– American Book Center (アムステルダム)
2012年 キース・ヘリング展 LOVE POP! 壁画プロジェクト/伊丹市立美術館 (兵庫)
2011年 Bar Rinne/壁画 (東京)
2010年 Knst Oktoberfest c/o レントゲンヴェルケAG/八重洲不二家ホテル (東京)

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●音楽 LIVE スケジュール
*入場無料
*ミュージックチャージ: 投銭制
*いずれの回も午後3時ごろ開演予定

(1) 8月11日(木・祝)高岡大祐(チューバ)ソロ
(2) 8月13日(土)高岡大祐(チューバ)+ 赤い日ル女(ヴォイス)
(3) 8月14日(日)高岡大祐(チューバ)+ 潮田雄一(ギター)
(4) 8月21日(日)佐々木彩子(うた・ギター・キーボード)ソロ
(5) 8月28日(日)高岡大祐(チューバ)+ 桜井芳樹(ギター)

◆演奏家プロフィール

● 高岡大祐:8/11(木・祝), 13(土), 14(日), 28(日)
チューバ奏者。即興演奏とジャズ、音響的な側面を持つアコースティック / エレクトロニクス的な演奏形態を中心とする。独自に開発した数多くの特殊奏法を駆使し、アコースティックでの表現を追求、吹奏の限界拡張に挑戦中。現在、ソロでの活動とともに、板橋文夫オーケストラ、渋谷毅エッセンシャルエリントン、華村灰太郎カルテット、桜井芳樹ホープ & マッカラーズ、自身のリーダー・バンド Dead Man’s Liquor など即興演奏と並行してジャズやポップスのフィールドでも活動中。

● 赤い日ル女:8/13(土)
ヴォーカリスト。自作曲を歌うほか即興演奏もおこなう。ソロパフォーマンスのほか、コンピュータ奏者のカール・ストーンとのデュオ・プロジェクトをでアジア諸国や米国での公演など幅広い音楽活動を展開。

● 潮田雄一:8/14(日)
ギターと、たまに歌。これまでに通算四枚のソロアルバムをリリース。近年は即興的演奏もおこない、突囲表猫(林栄一as.潮田雄一g.岩見継吾ba.永田真殻ds )のメンバーでもある。Noahlewis’ Mahlon Taits、王舟、VIDEOTAPEMUSIC、奇妙礼太郎、池間由布子、alfred beach sandalgo fish、等にもギタリストとして参加している。

● 桜井芳樹:8/28(日)
音楽家/ギタリスト。「ロンサム・ストリングス」、「ホープ&マッカラーズ」を主宰するほか、アレンジやプロデュースもおこなう。

● 佐々木彩子:8/21(日)
うた、ピアノ、ギター。ジャズ喫茶メアリージェーン、京都 Jazz in ろくでなし、ゴールデン街で遊び働きながら成人。舞踏オーケストラ「大豆鼓ファーム」、劇団「風煉ダンス」、「イヌイットイヌーク」、「渋さ知らズ」などで活動。地底レコードよりアルバム『あおいとこ』『空』を発表。